14才の母

 最終回見ました。いや、体調悪かったから寝てたら前半30分見逃しましたけど。

 当初の予定より1話増えたらしいんですが、いい終わり方で良かった。いや、どんな終わり方でもハッピーエンドなんじゃないかと思うけど。
 14才の母、単純にタイトルや中身で奇を衒っただけじゃねぇの? とか思ってたし、ある意味そうだったのかもしれない。
 でも、ドラマのクオリティはかなり高かった。演技派個性派の役者が真剣に14才の女の子のことを考える姿に感動したし、その本人の真剣な演技は共感させられた。
 いくつか思うこともある。例えばやっぱり今中学や高校をきちんと卒業することって大事だと思う。勉強も友達も、なんか母親父親になることにぶっ飛ぶのはそれはどうかとも思う。ただ、こればかりは子育てと共存するのも大変なんだけど。だけど、そんな些細なことを考えるよりも、このドラマの圧倒的な力にただ圧倒されていればよいのかなぁと思います。

 こんな時代になって、今、改めて命の大切さを伝えることの重要さを感じる。このドラマが企画されたときにはそんなことはなかっただろうに。時代がちょうどマッチしてしまったのかもしれない。

 あと、ミスチルもいいよ、うんマジで。

のだめ9話

 しばらく書いてなかったけど久々にのだめ話。

 いよいよ千秋が飛行機に乗れるようになって、日本でやり残したことは何かといったところ。R&Sオケの追加公演か海外留学か。のだめか海外か。といった辺りは、いい感じに原作をアレンジしていると思う。
 ここまでは千秋が主人公のように思える展開で、オーケストラのシーンが多かった。今回からはのだめが主役!(のようには扱われてはいないけど) やっぱりのだめのピアノが中心なのだと思う。
 のだめの心に刻まれた過去が少しずつ明らかになって、そしてのだめの本領発揮。マンガでも読んでて一番楽しめた部分だったような気がします。単に僕がピアノしか分からないからですが。
 あと2回、楽しみだ!

「武士の一分」

 「武士の一分」を見てきました。

 ストーリーは単純だし、勧善懲悪で直球勝負といった感じ。私情で人を斬ってるじゃん!とも思ったりするけど、全体的にとてもいい映画だった。
 まず、とにかく演技のレベルが高い。当時の人々、武士の生き様がよく表されていたように思う。
 特に木村拓哉演じる三村新之丞の感情溢れる演技に圧倒された。盲目になって、人に情けを掛けられる立場を受け入れられない自分、それでもなお恨みを晴らすために人を斬る道を選ぶ。暗くて私欲の世界ではあるが、木村の演技力がそれを魅力的なものにする。

 決して派手な映画ではなかったけど、いい映画でした。

「NANA2」

 ──ねぇ、覚えてる? 「NANA(無印)」を独りレイトショーで見たときのことを……?

 ナナ風のモノローグで始めてみました。誰も気付かなそうだ(汗
 今日公開の「NANA2」をさっそく見てきました。チケット通りの席に着いたら前回同様、パリティの呪いにかかってしまいました。前回独りでレイトショーで見てたんですけど、そのときと全く同様の現象が!

 時間ギリギリぐらいにチケットを購入しても、結構いい席に座れるんです。流行の「おひとりさま」だから。それも、カップルとカップルの狭間にぽつんと(汗
 列の席の数が奇数なせいで、カップルが左右から攻めてきても、中央付近に1つだけ余りができるんですよ! もう偶数に統一したらいいんじゃないの?(汗

 ああ、内容書いてないな。市川由衣になったのはどうだろうと思っていたんだけど、それは別に気にならなかった。内容的には宮崎あおいが嫌がるのも分かる気が(汗
 今作はかなり暗かった。お互いのすれ違いが切ない。二人がもうちょっとうまくやればこうならなかったのでは、と原作でも思ったことと同じ事を思った。
 今作で完結させる必要があったので、余計なストーリーは減らしたりしてすっきりしているけど、ちょっとスッキリし過ぎ? とも思ったり。それでも結構ぎっしり詰まっていた感じ。マンガ読んでないと付いていくのがキツイよ。もちろん前作を見ていなければさらにキツイ。
 前作が良かっただけに、それと比べると今作はやっぱり微妙かも。

「まどろみ消去」/森博嗣

 ここんとこずっと読んでる森博嗣の短編集。長編5編が終わって、ハーフタイムの短編集です。

 非常に難解な短編が続く。解説にもあるように、「1人称が不定」というトリックがいくつかのストーリーで用いられている。これはよくあるテクニックで、読み進めるうちに理解できてくるように作る長編も多い中、最後まで答えを明かさない、きちんと読まないと分からないといった、レベルの高いトリックに仕上がっているものが多い。
 
 はっきりいって、理解できなかったものがいくつかある。だけどそれらの作品に対しても「森博嗣だから何かトリックがあるはずだ」と思ってしまってしょうがない。そしてそれが分からないと悔しい自分。
 数学が分からないときの悔しさと、国語が分からなくて辛い気持ちとが混ざっているような、そんな感じです。

HPリニューアルに向けて

 実はすでにHPの一部はリニューアルしたんだけど、気付いている人はいるのかなぁ? 予告どおり2007年からHPがリニューアルします。ちなみにアドレスも変わります。
 そのためのHPの編集をこそこそとやってました。今日からはこのニッキチョウのデザインを調整しているので、調整中に偶然この日記を読もうとした人は、デザインが無茶苦茶になってしまってびっくりするかもしれません(笑 調整が終わったら元に戻しているので時間限定ですけど。明日以降も少しずつやっていくつもりなので、運の良い人は次のデザインが一足先に見られます(笑

 明日は発表練習なのに準備できてません。風邪がなかなかよくならないのが辛いです。今週1週間頑張らナイト!

昼からバイト

 今日は3コマ。14時前ぐらいから19時ぐらいまで。まぁ無事終了して帰宅。
 ……それ以外は特に何もないわけですが。おでんが美味かった、ぐらい?(汗

 珍しくエンタの神様を2週続けて見た。やっぱり微妙な人が多い。ずっと見てないとたまには見たくなるけど、2週続けてでも微妙と思うのはさすがエンタクオリティ。

「会議で事件を起こせ」/山田豊

 ビジネスノウハウ書。なんか40代管理職になったような気分です。まぁ、今のところ会議をすることはかなり少ないんですが、バイト先のミーティングなんかをみてると、やっぱりもうちょっと良いものに変えないとだめかなぁと思って。会議に不満を持っていたので読んでみました。初めは立ち読みだったんだけど、買っちゃえーみたいな。勢いだけで。

 でも、結構いい本で、確かに大事だと思うようなことが書いてありました。
 んでね、バイト先でやってるミーティングもいい線行っています。かなりポイントを押さえてます。だけど、それが良いものに変わっていかないのは、「向上」の部分が欠けているからなのかなぁ。だらだらやっていて「何をやったのか」分からなくなってたり、雑談が多くなっていたりして、結局意味のない会議になっている。スキルばっかりで内容がない──中身が伴ってないとはこのことか。
 これからこの本の内容を使う機会があるといいなぁ。

「封印再度」/森博嗣

 昨日は東京だったわけで、その行き帰りに読んでました。森博嗣の「封印再度」。例によってミステリなので書くことがありません。以上!

 今回は昔起きた事件の謎がキーポイント。まぁトリックは微妙。理系的というかそれは反則だろ的な。まぁいつも言っているとおり、森博嗣作品はトリックはあまり重要ではないので。今回なら犀川と萌絵の関係が進展するという部分の方が大きいかと。
 あと、タイトルと内容との一致度は少なくとも過去4作を超えています。毎回意味深いタイトルで、特に「すべてがFになる」は興味を引くタイトルかつ理系的?な印象を与える結末なわけですが、今回の“封印再度”あるいは“Who inside”も、なかなか上手いかなと。
 ミステリとして読むというよりは、ストーリーを楽しめばいいんじゃないかなぁ。うん。

エッシャー展

 会社の職務説明会でした。ここで得たことは口外しない誓約書を書かされます。まぁ当たり前ですが。それだけ書くんだから、よほど教えてくれるのかと思ったら、就活のときの説明会とほとんど変わらない感じでした。変わってるのはこっちが全員内定者っていうだけで(汗)。ないよりはまし、ぐらいでしょうか。

 帰りに渋谷で開かれているエッシャー展を見てきました。自発的に展覧会に行くのは初めてだったんですが、ものすごい人だかりでした。当日券を買うのに15分待ちました。中もすごい人で、閉館(あるいは、自分の新幹線の時間)を考えると全部をじっくり見ている暇はなさそうです。気になった絵を中心に1時間ぐらいかけて回ってました。とりあえずは全部見たし。
 エッシャーといえば騙し絵なんですが、その手前で同じ図形で平面を埋め尽くすという手法をとられた絵や版画が沢山ありました。特に「昼と夜」(参照リンク;トップ画像の右側です。)とかいう作品では、平面を単に図形で埋め尽くすのではなく、左右で昼と夜という時間を埋め尽くすことに成功し、それから2次元に空間や時間を表現、埋め尽くすという技に進化して、最後にありえない絵、騙し絵に突入したのだと思うとすごいと感じました。

 幾何学的にも価値があると思われるのか、数学マニアな僕と同じ空気を持ったカップルなんかが沢山いました。かわいい女の子が「これって、ここから広げていくと線対称になるんじゃない?」とか言ってるのは激萌えです。

 渋谷はとにかく人が多かったけど、いい経験でした。