中華街&お台場

なんか共通点のない観光スポットですが、僕がまだ行ってないところということで横浜の中華街とお台場に行ってきました。とりあえず遠かったです! 電車代が馬鹿になりません(汗

とにかく今日もいい天気。雨予報だったのに雲一つない快晴になっちゃいました。

まずは中華街。久々の東横線を使って行ってきました。

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■中華街

ぶらぶら歩いていて見つけた蜂蜜専門店。名前は忘れたけど、かわいらしい看板に魅かれて入っていったら、棚一面に瓶がありました。
「蜂蜜なんてどれも同じだろ~」なんて思っていたんだけど、試食させてもらった蜂蜜はどれも違う味。花によって分けてあって、それでこんなにも違った味が生まれるんだなぁ。
ヨーグルトに合うものから紅茶に合うもの、トーストに合うものと、いろんな蜂蜜の紹介があってどれを買おうか迷ってしまいました。結局、買ってこなかったのですけど(汗

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■蜂蜜専門店

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■たくさんの蜂蜜

昼ごはんに中華料理のランチを食べて、最後に手相を見てもらった。手相を見てもらうのは初体験で、いろいろ話を聞いてきた。
とりあえず来年再来年は引越しや転職など「変化」はダメだって。別にいいよ、今年就職したばかりだし。他にもラッキーカラーとかいろいろ言ってたけど覚えてない(汗
まあ、信じる気なんてさらさらないからいいけどさ。面白い体験だった。

そのあとお台場に移動。今度はJRとゆりかもめ。また遠いわけだ。

乗り換えの新橋駅でちょっとしたハプニング。よく駅で野菜ジュースのスタンドを見かけるけど、その黒酢版ともいえる黒酢バーなるものがあって、そこでものは試しと飲んでみていた。
……そうしたらなんと、高校のときの先生がたまたま通りかかった! 今も三重県にいるはずなのになんで!? 世間は狭いわ。

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■黒酢バー

そしてお台場をうろちょろ。フジテレビの展望台からレインボーブリッジを見て帰ってきました。

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■フジテレビ

一日早かったなぁ。もう土曜日もおしまいだ!

東京タワー

やや早いですが、うちの会社では今日ボーナスが支給されました。初ボーナス。やったー!
ごにょごにょということで予定していたよりいい感じです。それでも実働2ヶ月対応分ということで、給料一月分にも満たないわけですが。まぁ、もらえるだけいいと思わなきゃ。そんなにハードな仕事しているわけでもないし。
ただ、問題はこのボーナスはすでに引越しなどのせいで使い込んでいたりするということ(汗

夜から東京観光。よりによって新幹線の遅れがあって、1時間近く遅れてスタート。

まず初めは東京タワー。週末雨の予報だったけど、結局雲もないようなすばらしい天気。東京タワーの夜景を楽しめました。

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■東京タワー

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■夜景(ケータイでは上手く撮れない)

なんか、金曜の夜ってことで、お世辞にも上手いとはいえないDJにのせて、訪問者のメッセージと共にムードのいい音楽が流れてました。
ちなみにDJってのは東京タワーイベントガール的な人でした。ただメッセージを読んで次々音楽を流すだけという。お疲れ様です。

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■DJブース

そのあと新宿の居酒屋でご飯を食べて、終電で帰宅。駅に着いたのは25時回ってましたけど(汗
明日もお出かけの予定なので早めに就寝。

ジャズ

今日の目的は、ジャズコンサート。せっかく都心に出かけるってことでいろいろ回ってこようと思って昼頃出掛けたら、なんか大雨で電車止まっちゃったんですけど(汗
大雨が降るとすぐ止まるのな、この電車。まさに自分が乗っている電車が止まるなんていうのは微妙だわ。

でも目的地に付いた頃には小雨になっていた。到着地は表参道!

一応六本木ヒルズは昔一度行ってるから、ということで今日は表参道ヒルズに足を運んでみました。

ここは本当にすごい。建築的に! 京都駅の奇抜なアイデアにもびっくりしたけど、そのときとはまた違った感じで驚いた。おしゃれなのは当然のことだけど、青でライトアップされた空間は異空間のようでした。さすが安藤(汗

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■表参道ヒルズ

そのまま原宿方面を経由して渋谷へ。その通りがまたいろいろあって面白い。ほとんどの店には入らなかったけど、Tシャツが缶に入ってるお店がありました。前にテレビか雑誌で見たことがあったのでつい入ってしまった。あれってユニクロだったんだねぇ。

渋谷では丸井とブックファーストで時間つぶし。欲しい専門書があったんだけど、さすがに近くの本屋では売ってないのでブックファーストで購入。丸井では買いたいものがあまり見つけられなかったから諦め。

そうこうしているうちに時間が来たので五反田に移動。コンサートが五反田だったんだけど、初めてだよ五反田なんて(汗

コンサートはジャズのもの。ジャズピアノオンリーってのもかなり珍しいかと思っていくことにしたのでした。10人のピアニストが次々登場して演奏します。2台のピアノを利用した連弾もあったりして、たぶん15曲ぐらい。
ほとんどの曲を知らなくて、最後のほうはジャズ特有の不思議な構成の和音に酔ってきてしまって、どの曲も同じように聞こえてしまったのは反省点。ちゃんと勉強してからいきます!

個人的に思ってるジャズの醍醐味ってのは、その場その場で作られる音楽ってこと。そりゃあプロジャズピアニストともなれば、ある曲について自分流のアレンジを常に持っているものだとは思うんだけど、たとえばそれをちょっとミスしたとしていつもと違うものになっても、そのミスをカバーするだけでなく、上手く利用した新しいアレンジを作り出してしまうことができる。
全く同じ演奏はたぶん2度とできない、そんな臨場感がジャズの醍醐味であり、楽しみなのではないかと。

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■コンサートのパンフレット

アンコールは「Take the “A” train」。これはさすがにみんな知ってる定番とは思うけど、これを10人の出演者が次々つないでいくのはさすが。みんな違ったアレンジを持ってるんだから、すごいなぁ。

うおー、ピアノ弾きたくなってきた!

「チルドレン」/伊坂幸太郎

 伊坂幸太郎の文庫化新刊が出たので買ってきて読みました。今回は文庫では初の短編集。でも連作短編というか、ある1人を中心とした物語というか。

 とにかく伊坂の描くキャラクターは、非常に面白い。今回も陣内という“普通”ではない人間が魅力的である。常識で捕らえられなくなるとこれほどに魅力的になるものだろうか。
 これまでの作品ほど他の作品と絡み合う要素は少ないが、逆に本作品中でつながりあう部分はたくさんある。あるいは「チルドレンII」に見られるように、1作品中で完結するものもある。
 これまでと違い短編集であるため、いろんな後味がある。愉快な話からちょっと感動できる話、トリックが仕掛けられているストーリーもある。ただし、これらはつながっているのである。「短編集のふりをした長編小説」という言葉は、嘘じゃない。

演奏会

 とある演奏会に行ってきました。

 以前、飲み会で楽器をやってる友人としゃべる機会があって、そのときに行くことが決まっていたのでした。

 まぁ、市民楽団の演奏会ということで、2時間半ぐらいの音楽会です。ピアノばっかりでオーケストラをあまり知らない僕ですが、今回の演奏会はピアノ協奏曲もあって楽しめました♪
 ってか、友人曰く有名な曲ばかりだったみたいですよ、僕はよく分かりませんでしたけど(ちゃんと知ってる曲もあったからね、名誉のために!)

 いやー、毎回音楽を聞くと言ってるような気がするけど、ピアノ弾きてぇ!! ということで、夏のボーナスは電子ピアノに消えます。いや無理か、すでにマイナスだ。じゃあ冬のボーナスで!

 今週はたっぷり充電、来週もがんばれそうだ!

「地球儀のスライス」/森博嗣

 そろそろ描くこともなくなってきた森博嗣作品。今回は短編です。

 森博嗣作品は短編になると難しくなる。想像の幅が広がる、といえば聞こえはいいけど、ここまで難解だと正直読む時間より考える時間のほうが長いかも。

 解説者の好きな作品があったので、僕も好きな作品を書いておくと、「小鳥の恩返し」、「片方のピアス」あたりか。「僕は秋子に借りがある」あたりになると、もはや想像力が必要で、「有限要素魔法」にもなるとなんのことやら。

 次も短編集になりそうです。Vシリーズ後半はだいぶ先だなぁ。

「ホリデイ」

 先日、映画「ホリデイ」を見てきた。今日も当然1人で(汗

 ド純愛でもなく、笑いながら楽しみながら、最後はホッとできる映画。
 映画を見るときに、感動したいとかハラハラしたいっていう、目的を持ってみる場合があるけどそうではなくて、じゃあ時間つぶしのために見るような映画でもなくて。のほほんと贅沢な時間を過ごさせてくれるような映画だったとでもいえばいいのかな。

 Cameron DiazもKate Winsletも可愛かったよ、うん。っていうか自然な感じがあって、よかったんじゃないかなぁ。
 ただ、一押しはJack Black。あいつは本当にもう情けないけどいい奴だ。うん、一番共感したよ、たぶんそんな感想を持ったのは僕だけだろうけど!

「魔剣天翔」/森博嗣

 森博嗣Vシリーズ5作目です。ようやくここまで来ました。5月中にどこまでいけるか、だなぁ。

 今回は保呂草の動きが中心。保呂草の怪しさ全開で突っ走る話です。少しは保呂草の本性が見えるのかと思ったけど意外と見えないもんで。残りで明かされていくのかなあと。紅子の方も気になるしね。
 今回のトリックは、意外ではないが、これまでのような“卑怯”な感じではないと思う。現場にかなり遠い存在だった紅子が容易に答えを導き出すというのは、紅子の奇才ぶりをよく表しているとも思う。
 どちらかといえば現実味のあるストーリーだと思うし、ここまでのVシリーズの中では本作は上位にランクインするんじゃないかなぁ。

 Vシリーズ全体の一番のトリックは、キャラクターだと思う。5冊読んでも解けない!(汗

さよなら

 今までありがとう。丸々6年間お世話になりました。

 何のことかっていうと、前のウェブスペースね。
 4月いっぱいまで残っていたんだけど、5月1日付けで消えたみたいです。っていっても、解約してからは更新はできなかったので放置プレイだったのが残念ですけど。

 で、新しくizu-mix.comを始動してるわけですが、こっちの定着が悪いこと悪いこと(汗
 これまでは日平均100ヒット以上だったのに、あっちのサイトがなくなって一日20ヒットぐらいですよ(汗

 石の上にも3年ではないけど、サイトのヒット数もやっぱり時間が大事。長いことあきらめずにやってると、情報量が増えて検索でのヒット数もあがる。
 次のスペースは半永久的に続くアドレスだと思うので、またこっちのアクセスが伸びていくといいなぁ、なんて思ったりしてます。
 みなさん、これからもヨロシクネ!

「夢・出逢い・魔性」/森博嗣

 まぁ、どこまでタイトルと中身に関連があるのかと思いながら読んだけど、“TV Show”、あるいは“夢の中の幽霊”という意味ではある程度か。
 今回もやっぱり犯人には「え~?」と思ってしまう部分があったように思う。だからそこに突っ込むのはやめよう。もはやミステリとしての評価を捨てているような。

 以下は珍しくネタばれです。お気をつけて。

 今回のポイントは稲沢探偵の性別に関するトリックだろう。登場シーンの記述。「稲沢真澄と会うのは、三年ぶりだ。保呂草が海外にいるとき、……。そのあと、一週間ほどずっと彼と一緒だった。」の彼。記述者が保呂草だという設定から、普通は「(保呂草は)ずっと彼と一緒だった。」と読みたくなるが、主語が抜けている以上「(稲沢真澄は)ずっと彼と一緒だった。」と読むことができる。そしてこの場合後者が正解なのだろう。 このようなトリックは、実は森博嗣の常套手段ではあるが、普通に読んでいるとまったく気にすることがない。しかし、最後の最後で「え、そうだったの?」となってしまうのである。

 いつものことだが森博嗣作品では、事件のトリックより、作品のトリックに気を遣うのだ。