年末じゃない日に見る紅白

 水曜日なので早めに帰って録画しておいた紅白を見てた。大晦日にもちょっとは見たんだけど、出かけていて見てなかった分を。

 紅白って相当長いよね。CMないし、ニュースを抜いてもぶっ続けで4時間強。すごいよ。当然歌が多いからしょうがないんだけど、水曜の夜に見てたらあっという間に時間が経ってました
 ――というかちょっと焦ってしまった! 平日の夜に、こんなことをしていていいのか、もっとすることはあるんじゃないか、と。

紅白は年末のあのだらだらした感じの中で見るからいいんだと思った。家族揃ってコタツでみかんでも食べながら。これが日本の年末だ。間違っても仕事が始まってから見てはいけない。

 印象に残ったところをいくつか。

 まず、平原綾香が歌っていたラピュタの主題歌「君をのせて」。ものすごくよかった。平原綾香の歌声は、ジブリの世界感にマッチしているなあ。ポニョも良かったけどね。ちょっとテンポが速かった?

 あと、前に書いたけどアンジェラ・アキの「手紙」は、やっぱりいい曲だった!

 それとヘキサゴンファミリー。後で聞いたら、ここが最高視聴率だって? 確かに盛り上がっていたし、暗い2008年の中でも明るい人たちだったし、いいんじゃね?

 森山直太郎の「生きてることが辛いなら」を、最後まで聞いたのは実ははじめてかも。当たり前のようなことを歌っているのかもしれないけど、メロディと歌詞がうまく調和していて、よりメッセージが伝わってくるいい曲でした。

「HERO」

 この前見たHEROの感想みたいなものを。なかなか面白かったですが、これ、韓国に行く必要ないよね(汗
 当時の韓国ブームをちょっとだけ思い出しました。勧告ブームってなんだよ、IME(汗

 でも、その直前にやっていたHEROのドラマ版の再放送はとても面白かった。前にも書いたけど、初めて見たんだけど、面白かったよう。

ぐうたら

 オールザッツを見終わってから寝たおかげで、生活が昼夜逆転し始めてます。1日何もせずおわりました。

 で、今日はレコード大賞。冒頭に演奏していたジャズピアニストの上原ひろみさんの演奏がすごかったですね、うん。でも、恒例の過去のVTRが流れ出すと見る気がうせてきて、結局お笑いか何かを見てた。

オールザッツ2008

 さて、この日記を見返す限り、2004年以来毎年楽しみにして見ているオールザッツがあったので夜中に見てました。

 今年も陣内・若槻ペアでした。若槻は年末のオールザッツと桃鉄のCMのために復帰したんじゃないか?と思ってしまうほど。大歓迎ですけど(笑
 
 トータルでの印象でいうと、去年にも増してあまり面白くない感じだったんだけどね。フットカットバトル(ネーミングもどうかと思うが)で30秒のネタってのは相当きついっしょ。
 レッドカーペットですら1分以上のネタが多いのに、30秒では何もできないと思うわ。

 そんな中から去年と同じく面白かった芸人を書こうと思うんだけど、面白かった芸人が少なかったので、印象に残った芸人を。

  • 桜:エヴァ漫才って(汗 分かる人少ないんだろうなぁ。
  • クロスバー直撃:準決勝ぐらいで披露した自給9,000円のバイト、というコントが面白かった。決勝進出を果たし、堂々の2位でした。
  • モンスターエンジン:昨年神コントで優勝して、今年一気に伸びたモンスターエンジンの今年のネタは化け物の手。こういうトーナメントにおいて続き物をやるのはいいアイデアだね、またかよ、と思いながらも笑ってしまう。よかったです。
 来年から実家が三重じゃなくなるので、オールザッツが見られなくなると思うと寂しいなあ。誰かビデオ送ってよ!

帰省

 本当は今日まで仕事なのですが、最終日は休暇。取らなきゃいけない休暇というのも変な話ですが、そういう休みだったのでしょうがない。
 で、朝早くから出発。父親の単身赴任先に向かいます。

 
 ●綺麗な朝焼け

 まずは新幹線で京都へ。そこから在来線に乗り継ぎます。名古屋あたりまではとってもよく晴れていたんだけど、京都に向かう途中は所々雪が積もっているところもあって、ちょっと不安になります。これから行く舞鶴市は、結構雪が積もるところなのです。

 
 ●富士山もばっちり。

 京都で在来線特急に乗り換えてさらに1時間半ぐらい。遠いです。おなかすいたから京都駅でチョコレートを買ったら、前に立っていた子供たちにねだられたので上げた(汗

 
 ●特急まいづる号

 
 ●雪がちらほら

 舞鶴は、父親の引越し作業があったのでそれの手伝いと、最後の舞鶴を楽しみにきたんだけど、引越しはほとんど終わっていて、あとはちょっとおいしい夕ご飯を食べるだけでした。夜もちょっと豪華なホテル。
 ……やったけど、疲れすぎててすぐに寝ちゃいましたとさ。もったいない。

個人的ベストブック2008「最高の一冊賞」

 最後は今年のお勧めを紹介する、「最高の一冊」賞です。毎年やってたら最高の一冊もどんどん増えちゃうけど。

●最高の一冊賞
 いよいよメインの最高の一冊賞です。さっそく発表。

 今年の最高の一冊賞は、「モダンタイムス」/伊坂幸太郎にします。「ゴールデンスランバー」と迷ったし、どっちでもいいよ。とにかく今の伊坂先生の最高傑作だといえます。
 ちょうど僕ら20代ぐらいの人が、政治や世の中に対してもやもやと思っている部分がピックアップされていて、ハラハラさせながらも、もどかしさとかを世の中にぶつけてくれる。他書には「考えろ、考えろ」という名セリフが出てきますが、僕達読み手は、常に考え続けていないといけないんだ、ということを思わされます。
 とにかく読んで、何かを考えてほしい一冊。来年も期待してます。

個人的ベストブック2008「青春時代に読みたかった賞」

 3つの賞で、2つ目は××賞。毎年臨機応変に名前を変えようと思っている賞です。今年は「青春時代に読みたかった賞」です。

●青春時代に読みたかった賞

 青春時代に読みたかった賞受賞作は「武士道シックスティーン」/誉田哲也に決定!

 悪く言うと「漫画みたい」といわれちゃうかもしれませんが、それでもいいんです。中高生が楽しく読書をできるというのは大事なこと。そして中身もとってもよい。青春と女の子同士の友情が描かれていて、本当にカッコいい物語だと思います。
 部活をやって辛かったり楽しかったりする中高生に、そしてそれを懐かしく思う大人のみなさんに、是非読んで欲しい1冊です。来年は、他の作品も読んでいきたいなあ。

個人的ベストブック2008「意外賞」

 さあ、今年もやってまいりました第1回個人的ベストブック賞。いや、初めてだけど。

 今年読んだ本は全部で57冊。目標の年間50冊は突破してました。その中で、個人的によかった本、作家さんをこれ以上なく勝手な判断で紹介します。基本的には3つの賞を用意してます。今日は意外賞。

●意外賞
 本屋でパッと見て、タイトルやジャケットがよかったから読んだら、意外にも面白かった! 次もこの作家の本読もう!という本に贈呈します。とてつもなく失礼な賞です。

 意外賞受賞は、「阪急電車」/有川浩に決定!

 個人的に有川旋風が巻き起こったイズミですが、そのキッカケを作った本がこれでした。本屋に平積みされている「阪急電車」を見た偶然、1年前まで大阪に住んでいてちょうどそれを懐かしく思う偶然、そしてその小説がとてもほっこりする暖かさにあふれていた偶然。
 そんな偶然が重なり合って、僕は有川さんの小説に出会いました。これを意外賞という賞にしてしまうのは本当に申し訳ないのですが、それぐらい印象深い本なのです。今ではどっぷりつかってしまっている有川ワールドに、是非あなたも足を踏み入れてみませんか。

※有川先生、関係者の皆様、失礼な賞に選んでしまい、申し訳ありません。賞の名前はジョークです。でも大好きな気持ちに偽りはありません。

M-1

 「白い服着てカレーうどんなんか食べたらあかんって!! ……ほーらー!!」

 とりあえずNON STYLEは面白かったと思う。一方で、敗者復活枠だったオードリーも面白かったと思います。一番、といいたい人も多数いるやろうけど、結局王道というか正統派の漫才でここまでやる力量というのも大事ですよね。おもしろかった。

 ……微妙だったコンビには言及しませんよ。

「探偵伯爵と僕」/森博嗣

 今年ラストの読書記録です。

 ずーっと、森博嗣にしては読みやすい、ちょっとしたミステリだと思ってたんだけどね。最後の最後で「なんて恐ろしい話なんだ」と思わされた。
 昼休みに会社の更衣室で読んでたんだけど、つい声を上げてしまった(汗

 それ以上でもそれ以下でもない話。友達が殺されてしまう様子を、淡々と物語風に描く小学生、というのはちょっと恐ろしい気もするけどね。