「レタスフライ」/森博嗣

 短編集。

 その中でも長編であるところの「ラジオが似合う夜」とかがおもしろい。というかほかの短編はダーク過ぎて辛い。
 とある国で不可解な事件に遭遇する男。すでに真相を知っているかのごとく、頭の良い女性警察官はヒントを出す。読み進めないと話の中身すら見えてこない森博嗣独特のスタイルにイライラしつつも、すっかり世界観に引き込まれるから不思議だ。ようやく最後の数ページで真相が明らかになり、余韻を残したまま物語は終わる、という不思議な話。

 まあ、森博嗣らしいといえばらしい感じです。

「本日、サービスデー」/朱川湊人

 タイトル読み。

 本屋でたまたま見かけてタイトルだけで読んでみた。短編集でした。タイトルにもなっている「本日、サービスデー」は一番のお勧め。何でも思い通りになる一日があったらどう過ごすのか、ちょっと考えてしまいます。最後はご都合主義のようにも思うけど、こういう話はご都合主義なぐらいがちょうどいいかも。
 ほかの作品は、この作家が得意とするらしいホラー風味です。最後の「蒼い岸辺にて」という作品が短いけれどメッセージ性は強い。言われなくても当たり前のことやけどね。

「エ/ン/ジ/ン」/中島京子

 不思議な話。世界観に入りきれなかったのもあるので、僕には合わなかったかな。いろいろ面白い展開は見えてきたのだが、結局は何が伝えたいのかわかりませんでした。
 書評などを見るに、1970年代の世界をうまく表現しているようなので、もっと大人の方は楽しめるのかもしれませんが。

有名なマンガですが

 朝早いと新幹線代がちょっと安い! ということで、始発に近い新幹線で名古屋にいってきた! 名古屋着が8時半とは早すぎる。

 とりあえず高島屋と名鉄百貨店をうろちょろしてみて、あとマンガ喫茶に行って「スラムダンク」を読み始めた。面白い!

「羊男のクリスマス」/村上春樹、佐々木マキ

 先輩からもらった本その2。村上春樹の作品を絵本にしたようなもので、そういう意味ではハルキ作品をまったくしらないので、これをどう評価してよいのか分かりませんでした。
 先輩いわく「私が読んだ中でベスト2作品」といって渡されたのですが、どういう意図でこれを送ってくれたのかは分かりかねてしまったのでした。

 もう少し春樹をしってから、改めて読んでみようと思ったのでした。

鎌倉?

 親「鎌倉行くけど行く?」
 自分「行くー」
ということで鎌倉に行ってきました。去年1人で行ったよう!(汗

 特にどこを見るというわけでもなかったんだけど、とりあえず鶴岡八幡宮にいって、あとは小町通りを散歩。なんか親はお茶漬けのお店に入ってお中元贈ってました。

 僕は途中にあったたい焼きがおいしそうだったのでついつまみ食い。めっちゃ美味しかった。

観光日記~虎丘

 さすがに2週が過ぎて疲れてきたので、今週は先週ほどは観光してませんが、まだ行っていなかった虎丘に行ってきました。

 ちょっと郊外にあるんですが、タクシーで着いたら、ものすごく観光地ナイズされた場所でした。駐車場が広がっていて、お土産屋があって、人がたくさん。

ひとり弾丸トラベラー(その6)

 水の都蘇州らしい町並みを感じられるのが、この三糖街というところ。暗くなるとライトアップするということもあって、一旦ホテルに帰ったあと、時間を考えて出発。

 眠くなる前に、とちょっと早めに出てしまったので、真っ暗の中の綺麗な風景にはなりませんでしたが、それでも情緒あふれる町並みだったと思いました。
 何かを買ったりするわけではなかったのですが、ぶらぶらと歩いて写真を取ってきました。

 そのあと、近くにある石路という歩行街に行ってみました。ここも結構おしゃれな街になっていて、家族連れとかでにぎわってました。観前街の次にお勧めの街です。

 夕飯に日本人街の適当なうどん屋に寄って、帰宅。めちゃくちゃ疲れた一日でした。

ひとり弾丸トラベラー(その5)

 実はこのあとはちょっと迷ってました。マクドナルドでいろいろ調べた割りに迷走。

 まずは盤門、瑞光塔という観光スポットがあって行ってみたのですが、ここは中が広すぎることが分かり、時間が足りなさそうだったので諦めて引き上げます。そして近くにある短い時間で行けそうな場所として、滄浪亭という庭園をちらっと見てきました。

 ここまで見たところで、体力の限界を感じて一旦ホテルに帰宅。ただ疲れただけではなくて、空気が悪いのもあって呼吸が苦しくなるぐらいでした、いやマジで!

 少し体力を取り戻したところで、夕方になって三糖街に向かいました。続く!