「最後のパレード」/中村克

 なんか、いろいろあって廃刊になった本。

 著作権とかの問題があるけど、どれもいい話ばっかり。
 実際、ディズニーランドという夢の国は、その夢の国であること自体がバリューであるから、バイトを始めとするキャスト全員がその気持ちを持っているといわれているし、生々しい話をすれば、夢の国であるために投資するお金も半端じゃないといわれてる。

 この本ではディズニーだから、というよりも人を思いやることの大切さとかを感じればいいんじゃないのかな。中に書いてあるストーリー自体はいいものだし、同様の本がほかにあったり、この本も図書館に行けば手に入るので、読んでみればいいと思います。

Mr.BRAIN

 昨日、今日と見続けていたドラマ、Mr.BRAINがようやく終わりました。いやあ、脳をテーマにした割には、脳はあんまり関係ない、ただの刑事ドラマでしたね。ただキャストはめちゃくちゃ豪華やったけど。

 あと、こないだ中国ではすでにDVDが売られてましたよ、まだ出てないはずなのに(汗

「エヴァンゲリオン新劇場版:破」

 昨日帰宅ついでに、エヴァを見てきた。前作がTVシリーズをいい感じに再現していたので、ようやく謎解明シリーズが始まったと喜んでいたのに、今回の「破」でムチャクチャにされたような気もします。どうしたものか。

 「ホカホカする」発言とかも、当時の作風からは絶対に想像できないものだったので、これが好意的に受け入れられているのかどうか、というところです。とりあえず次回作まで見ないとなんとも言えません。

 それにしても監督はこの作品を終わらせる気があるのだろうか?

帰宅

 11時ぐらいにホテルをチェックアウト、どこかに行こうかとも思ったんだけど、疲れが溜まってるみたいでそのまま新幹線に乗り込んで帰宅。エクスプレス予約だから、予約はいつでも、予約変更も自由自在!

 新幹線では2時間半のバクスイ。少し元気が出たので、新宿に寄ってエヴァの破を見てきました。なんだかまたわけわからなくなってましたね。
 家に帰ってのんびり。疲れた。

OB会

 昼ごろようやく行動開始。遅っ(汗

 Soup Stock Tokyoで昼ごはん。カレーセットがうまかった。

 そのあとはアーバンライナーで大阪に。隣の席に外人がいて、ずっと缶チューハイを飲んでいた。そして楽しそうに歓談。なんじゃこりゃ。

 飲み会は梅田で。懐かしい人にも会えたし、2次会まで楽しめたし、いい日でした。っていうか、元教室長の次に自分が一番年上っていう!!(汗

「三匹のおっさん」/有川浩

 3人のおっさんが町内会に起こる問題を解決していく、という話。
 おっさんが主役であるにもかかわらずラブコメ要素もあって、やっぱり有川作品だなあ、という感じ。同時に、還暦過ぎたおじさんの元気の秘訣、そして彼らの魅力が伝わってくる作品です。

 短編集でとても読みやすく、有川先生のいうところの“ライトノベル”になっていると思います。手軽に、気軽に読んでもらえる本というジャンルに磨きが掛かっていると思います。

「大金星」/水野敬也

 「夢をかなえるゾウ」の著者の本だったので読んでみた。パターン的にはゾウと同じようなストーリーで進む物語風の啓蒙書。ただ、啓蒙の内容が恋愛というテーマに置き換わっているのが特徴。多書を見てみると、恋愛テーマにしてたりしゃべくりをテーマにしたり、いろいろ書いてるんやねえ。

 いいところと悪いところが半々なので、両方書きます。いいところは、やっぱり姿勢は見習うべきだと思ったこと。「ゾウ」もそうだったけど、ここに書いてあることをすれば必ず成功するとは限らないが、ここに書いてあることをしなければうまくいきようがないという内容だと思うわけです。あとは自然にできるかどうか。

 ただ、これを読むと「ちょっとこれはなぁ」とか、「いくらなんでも現実離れしてる」とか思わざるを得ない。まさか著者が本当にこのことをやって恋愛がうまくいったとも思えないし。そうなってくると、逆に「ゾウ」も妄想だけでかかれていたりしないかと不安になってしまう。いいことが書いてあったのに、この本のせいで「ゾウ」まで価値が下がってしまうのはよくないですなあ(汗

「ホームレス中学生」/田村裕

 映画化もされたベストセラー。いまさら図書館で借りて読んだ。
 衝撃的な“ホームレス中学生”なのは前半ちょっとだけで、あとは家族について考えるような内容。
 文章はそれほどでもないけど、後半に出てくる先生と手紙をやりとりするシーンは、ものすごくいいシーンだった。あんなふうに、自分の考えを大事に伝えてくれる先生は、なかなかいないよ!

 まあミーハー心たっぷりで読んだ割にはよい話でした。

蘇州ツアー

 今日は中国ツアー。日本語がペラペラな現地の社員の人に連れて行ってもらえることになったので参加。
 そういえば前回は2回あった休み両方とも一人で回っていたし、今回連れて行ってもらったらもう少し理解が深まるかもなあ。

 <以下、あとで追記します>

 まずは双塔というところ。名前の通り、2つの塔が立っているところ。

 次は前回行くのをやめた盤門。

「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」/本田直之

 表題の通り。面倒くさがりな人が、うまくやるための法則が書いてある本。

 「最初に××しておくとあとが楽」ということはよくあると思うが、その手法についていろいろかかれている。いくつか例を挙げれば、「面倒くさいから メモをする」、「面倒くさいから 人のせいにしない」、「面倒くさいから 「お手本」を見つける」など。本田氏の他書にもかかれていたりするが、ルール化できる部分を徹底的にルール化するという内容も多い。
 僕はこの考え方は結構好きで、例えば僕のような仕事の場合、思考こそ価値ある仕事だと思うので、ルーチンワーク化できるものは余計なことをごちゃごちゃ考えたりする間もなく、誰もが共通に「こうする」と決められたルールを作ってしまうべきだと思うんだよね。ルールというとなんか破りたくなるかもしれないけど、そういう制限をかけるものではなくて、単に効率化を上げるための虎の巻といったニュアンス。

 30分もかからずに目を通せる本なので、是非読んでみては。これを活かすのはなかなか難しいけれど。