「夢をかなえるゾウ」の著者の本だったので読んでみた。パターン的にはゾウと同じようなストーリーで進む物語風の啓蒙書。ただ、啓蒙の内容が恋愛というテーマに置き換わっているのが特徴。多書を見てみると、恋愛テーマにしてたりしゃべくりをテーマにしたり、いろいろ書いてるんやねえ。
いいところと悪いところが半々なので、両方書きます。いいところは、やっぱり姿勢は見習うべきだと思ったこと。「ゾウ」もそうだったけど、ここに書いてあることをすれば必ず成功するとは限らないが、ここに書いてあることをしなければうまくいきようがないという内容だと思うわけです。あとは自然にできるかどうか。
ただ、これを読むと「ちょっとこれはなぁ」とか、「いくらなんでも現実離れしてる」とか思わざるを得ない。まさか著者が本当にこのことをやって恋愛がうまくいったとも思えないし。そうなってくると、逆に「ゾウ」も妄想だけでかかれていたりしないかと不安になってしまう。いいことが書いてあったのに、この本のせいで「ゾウ」まで価値が下がってしまうのはよくないですなあ(汗