「パイロットフィッシュ」/大崎善生

 高校時代の先輩から贈られたこの本。出会ったことを大切にする、そんな考え方は僕も好きかも。

 読みやすいが、いろいろと考えさせられることが次々と出てくるストーリーでした。パイロットフィッシュというのは、次の魚がすみやすい環境を作るために、始めに水槽に入れられる魚のことらしい。切ないけど、そのパイロットフィッシュはいなくなっても、その影響をあとあとまでも受け続ける。それをマイナスに考えるか、ポジティブに考えるか。

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