面白かったクイズ番組

1月3日の夜にやっていた、「博学」というクイズ番組が面白かった。
内容は、誰もが知っているような内容でも、教科書に載っているようなものでもない。
そのテーマに関する理解や、様々な知識を総動員して、回答にたどり着けるか、というところが問われる。

番組で紹介されていた問題を一例にとると、
フランスの化粧品メーカーでは、日本人のモニターを必ず採用するという。その理由は、日本人の肌質を確かめたいという理由の他に、日本には肌質に関するあるものがあるからだという。
そのあるものとは、という問題。

この問題を解くには、化粧品メーカーが気にすることとは、ということの他にフランスの文化や日本の特色に詳しくないと解くことができない。

ちなみに答えは、肌質に関する語彙の豊富さ。
もちもち、ぷるぷる、しっとり、すべすべなど、フランスにはない言葉が化粧品メーカーには重宝されるのだという。

途中で出演者も言っていたが、
こういう問題は、回答の過程で他人の思考回路や、頭の中に何が入っているのかが見え隠れするので、とても面白く感じる。

いやー、久々に面白いクイズ番組だったなあ。

「マルモのおきて」

こないだやってた「マルモのおきて」のスペシャルを見た。
子供たちも大きくなって、それぞれに夢や学校生活があって、成長を感じさせた。
そんな中マルモだけは変わっていない……ように見えるけど、
実はいろいろ考えて、頑張って生きているからこそ胸を打つ。

最近なかなか見られない感じのありきたりなホームドラマだけど、
ものすごく質の良い、よくできたドラマだったと思う。
あと1回ぐらい、スペシャルドラマ、しないのかな。

高校生クイズ

1日遅れで高校生クイズを見た。
今年は理系的な問題はなかったので、普通のクイズ番組として見られる感じのものでした。

甲子園もそうなんだけど、
高校生クイズを見ると、青春っていいなあ、と思ってしまう。
と同時に、いかに自分が歳をとったかを感じてしまうので、
そろそろ見るのをやめないと。

HERO

久々にテレビドラマの話。

HERO、面白いですね。
続編は失敗するという定説を打ち破った貴重な作品です。

カメラワークや音楽を同じにしたり、世界観もあえて新しくしなかったところがいい。
もちろん脚本がいいのもあると思うけど。
いい意味で古臭く、だけど新しいファンも獲得できる、絶妙なバランスが心地よいです。

そういえば昔のHEROって、ちょうど受験生のころで、ちゃんと見たことないんだよなあ。
第1期のHEROも見たくなっちゃった!

花咲舞

花咲舞のドラマを見終わった。だいぶ遅いけど。
銀行に限らず、どこの会社でも、理不尽な上司や慣習、意味のわからない理屈がはびこっていて、
それがおかしいと思っていても、おかしいということができない、ということは多い。
自分の状況を見ても、
昔はそんなことないと思っていたんだけど、今の仕事環境を考えるとそんなことばっかりだしね。

だからこそ、たくさんの人の共感を得ることができたわけで。

楽しいことが少ない毎日、
勧善懲悪のストーリーは、見てすっきりできるからいいね。

リーガルハイ2!

リーガルハイの2期がスタート。

もともと1期のファンだったことに加えて、
半沢直樹の後の堺雅人主演ドラマということで、否応なく期待が高まります。

しかし、なんとも半沢直樹ほどの最高潮まで達さない感じで終わってしまったのが残念。
1期の最後のほうにあった村と化学工場の話みたいに、
古美門がぐあっと盛り上げていくようなストーリーがないと、
半沢にのせられて1話だけ見ている視聴者を捕まえることはできないような気がするんだよなあ。
なかなか難しいんだろうけど。

あ、でもファン的には面白かったです。
来週も楽しみ。

結婚したい芸人

アメトーーク!のスペシャルの放送があって、
掃除大好き芸人も面白かったんだけど、やっぱり結婚したい芸人がツボ。
もうきゅんきゅんしてしまって、結婚したい!って否応がなく思ってしまう。
なんでやろ、こんなオッサン(失礼!)の妄想見てるだけでどきどきしてしまうとか。
いい番組です。

リーガル・ハイSP

先週土曜日のリーガル・ハイのスペシャルを見た。

ちょっとネタばれになるのを覚悟で書くと、
今回のテーマはいじめ裁判なんだけど、
ただ単純にいじめ問題を取り上げるのではなく、
最後の最後までリーガル・ハイらしくまとめあげていて、すごく斬新だった。

裁判で古美門弁護士が言った
「いじめとはそもそも何なのか。それは空気のようなものだ」といったのは、
すべてではないが概ね同意できるところがある。
いじめとは、その場の環境が生み出しているというのは事実だろう。
それだからこそ、それを打ち破るのはそう簡単ではない。

また、番組の最後のオチでコミカド弁護士は、
「いじめなんかなくならないよ」と言ってはいるが、おそらくこれはその通りだろう。
それほど人間は賢くない。

また、今回の番組ではとりあげていなかったが、
法やそれを取り巻く日本の環境もいじめがなくならない問題だと思う。
いじめは犯罪なのに、犯罪の扱いをされなかったりする。
大きな事件が起きて裁判沙汰になってようやく犯罪という認識に近くなるが、
それでもいじめ=犯罪という認識は薄い。
所詮いじめ、と思われる。

本来なら、小さいいじめが発生したときに、
それをきちんと問題として取り上げることをしなければならない。
これを怠ったためにエスカレートするということは往々にしてあるだろうなあと。

いろいろ考えさせられる問題を、
ここまで痛快に、しかも皮肉に描いたこのスペシャルの意義は大きい。