「ちはやふる 下の句」

ちはやふるの続編。

全国大会へ向けて、さらにチームとは何か、個人とは何か、を強く描く完結編。
少女マンガかつかるたマンガなんだけれど、少女マンガらしからぬ青春と汗の描かれ方。ここが「ちはやふる」の良いところ。
千早がクイーンに目を取られても、それを厳しく叱る部長もいれば、応援するチームメイトもいて、いろいろな化学反応が生まれる。
つながるって、そういうことだ。

全国大会、初日は千早が体調を崩して倒れるも、チームの力で勝ち上がる。
そして二日目個人戦では、千早とクイーンの戦い。
ここで「人はいさ」、かるたが楽しかったときのことをイメージして、自分の流れを作り出す千早。
勝てなくとも、ここにいるみんなは、そのときの思いが実った結果だ。

……と、そこで映画の時間切れ。え、全国大会の結果は? みたいなところで終わっちゃった。
消化不良もいいところですね、せめて全国大会の決勝までは描かないとだめでしょ!!

「武士の家計簿」

加賀百万石の加賀藩も財政難。
代々財務を担当した一家は、なんとかこの財政難を立て直そうと頭をひねる。
また、算盤で不正を正したり、子供を育てるときにお金に厳しくしたり、いろいろな場面が出てきます。

正直、財務担当なんて地味な存在です。
ですが、「真面目で何が悪い!」ということを本当に考えさせられる映画だった。

「スパイダーマン2」

「スパイダーマン」シリーズ二作目。
まだまだモンスターを描くCGが古めかしい感じで、現実とCGの差が激しい!
ただ、ストーリーが結構面白く作られていて、アメコミ嫌いの人でも見やすい映画になっていると思います。

「L♥DK」

きっかけはともあれ、相思相愛主人公カップルのところへ、
昔親しかった訳あり女子がやってきて一悶着起こしつつも、
最終的には主人公カップルが結ばれて終わる、というパッケージの典型例。

主役が広瀬すずならともかく、何でこれ見たんだろ。笑。

「スパイダーマン」

有名な作品ですが、これまで見たことが無かった。
まさかスパイダーマンになるきっかけがあんな些細なことだとは。そしてスパイダーマンのコスチュームがまさか自作とは。

驚き続きですが、ストーリー自体は意外とヒューマンドラマ。
もともとパッとしない主人公が、ふとしたことから力を手に入れてしまう。
初めは自分の利益のために力を使おうとするが、おじさんの言葉をきっかけに、
その力を自分のためではなく人々のために使おうと決める主人公。

そして現れる敵との戦い。
最後は見事勝利して、ついでにずっと思っていた女性から思いを伝えてもらえる、と、
ご都合主義的なところも多いですが、悪くなかった。

スパイダーマンが空中を飛び交う映像はよくできていてすごいと思ったが、
グリーンゴブリンはちょっとアメコミ感がスゴイ。2002年にしては古臭い感じがした。
最近、ハリーポッターもスパイダーマンも見たし、そろそろ本当にUSJに行かないといけないな笑

「夜の上海」

たまたま改めてみる機会があったので見てみた。
というのは、中国語を勉強しはじめたころ、塾でこの映画を見せられた思い出の(?)映画。
当時は何も聞き取れなかったけど、今では大体聞き取れるもんだなあ。日本語字幕のおかげか。

内容は本当にない。説明を書こうと思ったけど、どこも面白くない。
ので、普通だったら絶対に人に紹介しない映画だけど、
出てくる中国語が比較的簡単なのと、半分が日本語なので、
確かに中国語を勉強し始めの人にはお勧めの映画かも、という映画。

「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」

世界観が独特なシリーズ2作目。
金にもならない仕事を引き受けて、事件に巻き込まれて、なんとか最後に解決する、というお決まりのパターンなんだけど、
シュールとコメディの絶妙なバランスを保っているところがこの作品の一番面白いところ。

絶対に前作も見ているんだけど、見たことを書いた記事が見当たらないな。
どこかに書いておこう。

「僕だけがいない街」

人気漫画原作の映画。
事件の原因を取り除かない限り何度も事件前にタイムスリップしてしまう「リバイバル」という特殊能力を持つ主人公。

普段は短時間のタイムスリップなのだが、
ある日発生する母親を殺される事件をきっかけにタイムスリップした先は、小学生時代だった。
つまり、この母親の事件と小学生時代の何かが、関係しているということなのだ。

どういう話かと思えば、なかなかディープな展開で、
原作がしっかりあるおかげで、見応えのあるストーリーに組み上がっていたように思う。
一度マンガも読んでみたいと思える作品でした。

「名探偵コナン 純黒の悪夢」

20周年記念作品ということで、黒ずくめの組織と接触しまくる今回の作品。
しかしまあ、映画だといきなり迫力満点な演出になりますね。

遊園地のようなところが舞台だったりする展開は、以前もあったような気がしますが、
いつも通り見ていて楽しめる展開はさすが。
しかし、今回はちょっとやり過ぎなところもあって、おいおい本当にそんな展開にしちゃう?みたいな流れが何度もあって、
映画を見ながらひとり言で「マジで?」と3回ほどつぶやいてしまった。

その辺は次回作では調整していただけるといいかなと。