「Ted」

ホント阿呆な映画。
せっかくものすごく良い彼女がいても、ぬいぐるみと一緒にいる方が心地よいからと自堕落な生活をしてしまう主人公。

一度や二度は分からなくもないが、映画中何度も何度も繰り返すもんだから、同情の余地もない。
むしろ、彼女の物分かりの良さに、なんてお人好しなんだと思うほど。

最後はちょっと感動テイストに持ち込んでいたけど、普通に考えれば別にどうでもいいったらない。

ただ、全部がジョークでできた映画だから、それはそれでよいんだけど。
僕が思うジョーク映画ともちょっと違っていて、そこまで楽しく見れたわけではなかった。
まあ、感じ方は人それぞれってことで。

「WOOD JOB」

林業に挑戦する若者の姿を描いた物語。
はじめは生半可な気持ちでやってきた田舎に、少しずつ溶け込んでいき、人間としても成長する、という様子が描かれる。

この映画の舞台になっているのは三重県らしく、撮影も三重県で行われたそう。
長澤まさみの方言はイケてなかったけど、
全体的にユーモアあふれる作品になっていたと思います。

映画館で見るほどではないけど、三重県人なのでそこはしょうがない。

「ミケランジェロ・プロジェクト」

日本ではこの秋公開らしいです。こないだの飛行機で一足先に見た。

戦時中、美術品を救出するというプロジェクトで、
美術に詳しいおじさんたちが戦争に巻き込まれるというストーリーですが、
ひたすらおっさん臭い映画でした。

んー、面白かったかというと微妙でした。

「きっと、うまくいく」

機内で見たインド映画。
大学の仲良し三人組が起こすドタバタ劇。
内容のバカらしさは中学生並み。
展開もやたら突飛なことが多くて、なんだかなあ、っていうところも。

そうなんだけど、なぜか引き込まれていく何かを持っている映画だった。
インド映画って、こんなもんなのかな?

「アナと雪の女王」

超人気だったので見てきた。
ストーリーはいたって普通だったけど、その分かりやすさが受けたのかな。
ミュージカル部分もすごいよかった。

世の中的にはLET IT GOが人気らしいけど、
その他にもいい曲はたくさんあったと思います。

映画は一回見ればいいけど、音楽の方に興味が湧いてきたなあ。

「そして父になる」

考えさせられる映画だった。
親ってなんだろう、子供ってなんだろう、
家族ってなんだろう、親子ってなんだろう。

親子の縁は、血縁?それとも注いできた愛情?
愛情ですらその定義はわからないなかで、何が親子を決めるのだろう。

そういった、いろいろを考えさせられて、
答えには辿り着かないまま映画は終わってしまった。
答えは分からなかったけど、いい映画でした。

「キツツキと雨」

不思議な映画。
隠れた名作と言われていたので、いつか見たいと思っていて、
たまたま今回飛行機で上映されていたので見た。

あらすじにあるように、ゾンビ映画の若手監督と、森に住む林業を営むおじさんの話。
うまく書けないけど、人を直接○○しろといって育てるではなく、
不器用だけど、婉曲的に育てていく様子が描かれていて、
不思議と温かい気持ちになる作品だった。

ものすごい感動があるわけじゃないけど、じんわりくる映画でした。

「ジャッジ!」

妻夫木くんと北川景子の、CM業界を舞台にした映画。
あるCMを入賞させないとクビ!ということも知らされずにCMコンクールに参加するはめになる妻夫木くん。

何のヒネリもなく、とにかく気楽に見られて、正義は勝つ!感も楽しめる映画。
しかも、妻夫木くんのキャラがとても良いです。

映画館で見るほどじゃないけど。
テレビとかでやってれば、見ると楽しい気持ちになると思います。

「アメリカン・ハッスル」

飛行機で映画。
詐欺師がFBI捜査官とタッグを組む、という、有り得ない展開ですが。

アメリカン映画なだけあって、女性が絡んでくるねー!笑
半分ぐらい女性問題によってせっかくのアイデアがうまく行かなかったり、ぎゃくにうまく行ったり笑

でも最後の最後で詐欺師がうまーいことやるのが、おもしろいところ。

「相棒 X DAY」

昨年の相棒の映画を今更ながらに。

今回は、金融危機がテーマ。
相棒は、身近にある危機をテーマにすることが多くて怖い。
少し重たいテーマだけど、エンターテインメント性を持たせながら
そういうことを見せるというやり方は、僕の好きな方法です。

事件性というより、今の日本が抱える問題を垣間見たようにも思います。
あーあ、日本の経済はどうなることやら。

しかしまあ、こんな重たいテーマを映画でやっても、
相棒ファンは映画館まで見に行くんだからすごいと思います。
テレビのスペシャルドラマと同じぐらいの規模感だと思いました。