「路」/吉田修一

台湾新幹線の建設とともに動く人々の人生と生活。
日本と台湾という二つの舞台に、さまざまなキャラクターで色を付けているような物語。
ストーリーの展開は分かりやすいのだが、物語に深さはあまりなく、表面的にいろいろな人の人

生をなぞった、という印象。
台湾での仕事の大変さはあまり伝わらないし、突然日本に来たり台湾に行ったり、
主人公の1人の女性の日本に残した彼は雑な描写だし、正直、世界観には入りこめなかった。

移管完了

数年前からこそこそと進めていた昔の日記記事の移管が完了! お疲れ様、自分!
2001年の4月2日から16年間分。途中いろいろな理由で穴があいていますが、それはそれでご愛敬。
記事数は約5,000。こんなに記事のあるブログも珍しいのではないかと思ってしまうほどだ。

時代によって文体が違うということは以前にもどこかで書いたけれど、
それ以外にも内容が懐かしくて、大学時代、大学院時代、仕事始めたころ、すこし慣れてきて忙しいころ、など、
30代前半にして、過去16年(=半生!)を振り返るよい機会でした。

それにしても「気になるCMシリーズ」ってのがちょくちょくよく出てくるのには笑った。
最近やってなかったけれど、これからまた気になるCMがあったら記録するようにしようっと。

高橋是清

天気がよかったので、江戸東京たてもの園というところに行ってきた。
小金井公園というやたら広い公園の中の一角で、
江戸時代の建物が復元再現(おそらく、当時のものをそのまま移転したものがほとんど)されている。

中でも、高橋是清邸というのが当時のまま移転されていて、この立派な作りには感動した。
当時これだけ贅を尽くした建物というのは少ないとは思うが、
それがこれだけしっかりと残っていること自体が有難い。
天気がよくて、散歩日和でした。

夜は東京駅オアゾにある古奈家のカレーうどん。
(個人的に)12月3日はカレーうどんの日ですからね。

LINE Pay 4%還元キャンペーンがやってきた

今日のお昼から、LINE Payで4%還元セールが始まりました。
夏に上場記念としてやったキャンペーンと同内容で、
いつもは2%還元のところ、4%還元となります。
1000円の買い物で40円もポイントがバックされるとか鬼得です笑

定期や家電など、高めのものを買う予定がある人は、この機会を狙うといいかもしれません。
また、アマゾンギフト券などはクレジットカードで購入できますから、
この機会にいくらか入れておいてもいいかもしれません。(有効期限にはくれぐれも注意。)

システム

数学サイトの方の話。
以前、TeXへの変換システムがダウンしたせいで、表示が崩れてしまう問題が起きたので、
手間をかけてサイトの修正をしていたのだが、
今日、その変換システムが直っていることに気付いた。

なんだよ、今度は全ページ元に戻さなあかんやん!
実際、今使ってるシステムより昔のシステムの方が画像が綺麗だし使い勝手がいい。
ということで、もとのシステムに戻す日々が始まります。

100ページ以上あるので、こそこそすすめていきましょ。

「スポットライト 世紀のスクープ」

『ボストン・グローブ』という新聞社が、教会内部で神父の子供への性的虐待しているという事件を追うストーリー。
教会は信仰の対象であり、これを事件として報道することには大きな批判があるかもしれない。
また性的虐待の被害者はそれを語ろうとしないことも取材の課題となる。
事実をきちんと報道するために、新聞社の仲間たちが協力し合い事件に向きあう姿はすばらしい。

事実を描いた作品なので、それ以上でも以下でもないが、一つまた事実を知ることができてよかった。

サイト運営

今週も空気が悪くて外に出られない週末。
これが続くと本当にうんざりです。

さて、週末は数学サイトの作成。
うちのサイトはStingerというテーマを利用して作成していますが、
Stinger PLUSは有料テーマに昇華してしまったので、新しく公開されたStinger 8というテーマに移行することにしました。

基本的には同じCSSルールに基づいて作られているようで、これまでのCSSファイルを使いまわせるのですが、
それでもやはり一部異なっているところがあるみたいなので、微調整をしてました。
一応それなりに崩れのないデザインまでは持ち込めたかな。

コンテンツとしては、新しい企画で韓国のセンター試験の問題を公開。
Google翻訳がいい感じに翻訳できない問題とか、打ち込みが面倒くさそうな問題を飛ばしつつ、
全60問のうち、大体半分ぐらいを打ちこめたかな、というところ。

来年のセンターに向けて、完成度を上げていかなければ!!

VPNがつながらない

ここ数日、マンションのネット回線がVPNを遮断しているせいで、VPNにつながらない状態が続いていた。
おかげでネットするにも一苦労です。
表示できないページは多いし、表示できたとしても以上に表示まで時間がかかるようになったり。

そんななか、久々に数学ページの更新。
センター試験が近付いてきたので、センター試験ページ周りの調整を、
と思って過去のページを見ていたら、そもそも2014年の解説ページが全然ちゃんとできていないのな!!
なんじゃこりゃ。サイトのデザイン以前の問題じゃないか!

それにしても最近はレスポンシブデザインとかいって、
パソコンとスマホとタブレットとで見え方が違うから、文字のバランスとか気を使わないといけないのが面倒くさい。

いまはスマホで見ると数式がやたらでっかくなってしまう問題をなんとか解決しなければいけない。どうしたものか。

「進撃の巨人 エンド・オブ・ザ・ワールド」

2部構成の、後篇。
通して映画を見たけれど、あれだけもてはやされている「進撃の巨人」の面白さが、
一ミリも伝わってこなかったんだけど、これ、なんでだろう。

よくよく見ると、この映画の評判はなかなかに良くないので、
なるほど納得という結果です。

マンガはもし機会があればマンガ喫茶で、と言う程度かな。

「Concussion」

主人公のオマル医師は、ある日担当した検死体が異常であることに気付く。
純粋に医学的な側面からその原因を追いつめるうちに、
それがアメリカの国民的スポーツ、アメフトにあることを突き止めてしまう。

これまた科学的正義心からこの事実を発表するや否や、世間から批判されてしまう。
それもそのはず、NFLはアメリカにとってもはや経済の一部なのだ。
NFLがチームを持っているから救われている町があり、人がいる。
NFLは大勢の命を救っている、そのNFLを失墜させることで、大勢の命が失われてもよいのか。

しかし、オマル医師はあくまで医師である。主張は崩れない。
それでも、アメフトに危険があるのだとすれば、そのことを伝えなければならないと、主張を続ける。

真実に基づいて作られているだけあり、本当に苦しい場面が続く。
最後の最後まで、オマル医師の主張は認められない。
真実を伝えるとは、実に苦しい。

劇中で語られる「未来がどう思うか」という言葉は、私もよく思うことだ。
つまり、誰がどう事実を曲げようとも、真実は曲がらない。
そして、近い将来、正しい事実が分かった時に、
その事実を隠そうと画策した人間が、どのように評価されるか、どのように語り継がれるか。
自分自身はオマル意志のように、素直に、強い意志で生きていきたいと思った。