花火

 今日は名古屋。午前中は名駅前の百貨店でチラチラ物色。あまり欲しいと思うものには出会いませんでしたけど。
 夕方から名港へ。花火大会らしいので本当は水族館とか巡る予定だったんですが急遽予定変更で。

 

 

 花火はやっぱり綺麗でしたね。また今年も新色や、新しい形が登場していたんじゃないかと思うぐらい。みんなの拍手がこんなに心地よいのはなかなかないですよ。
 
 で、今日中に東京に帰らなくちゃいけないのに、名港から脱出するのに混みすぎてなかなか電車に乗れない!
 結局地下鉄の入り口までに30分ぐらい、そこからも15分ぐらいかかってもうその間焦りまくりです。おまけに警備してた警官も誘導ミスとかで時間無駄になってるし。しっかりしてほしいわ~、東京に帰れんのちゃうかと思ったよ!

 結局時間ギリギリに間に合ったんだけど危なかった危なかった。結局24時半ぐらいに家に到着、ようやく夕ご飯を食べてさっさと寝る。明日は一日中眠いだろうなあ。

「ハウルの動く城」

 ビデオで見ました。ゲド戦記ではなくハウル。もう3年半前の作品らしいんですけど。

 キムタクがかっこいい、とみんなが評するのでどんなものかと見てみたけど、確かにまあ声優をやらせてもそれなりのクオリティを誇る。よく芸能人が声優をやると、これじゃあその辺の新人声優じゃないかと思ってしまうことも多いんだけど。

 で、内容はというと、解釈をすべて見る側に放り投げている感じがあるので、まああと3回ぐらい見ないと良く分からない気がする。

日本で一番遅いハウルをみた感想文でした。

帰省

 ひかり427号で帰省。なぜ“ひかり”かというと、エクスプレス会員だと早得割引なるものがあって、ひかりだと名古屋まで9500円!

 しかし、ひかり号のネックは、停車駅が多いこと。停車中に後発ののぞみに抜かれると悲しい気持ちになりますよね。時間をとるか、安さをとるか、みたいなことになるわけです。

 しかし、このひかり427号は優秀です。余分な停車駅は静岡だけ、さらに追い抜きなし! 名古屋までの主要時間はのぞみと比べても5分ぐらいしか変わりません。
 ちなみに同じ現象は毎時33分発で楽しめますんで、僕みたいなケチな方は是非やってみてください。
 
 ……なんてことをmixiの日記に書いてたんだけど、あとでよくよく調べてみると、普通に1週間前までに予約する早特だと、9200円なのね。これが最安みたいです。次帰るときはこれにしよーう。

「そうか、もう君はいないのか」/城山三郎

 本屋でちょっと興味を持ったので読んでみたら、城山三郎さんの人生振り返りエッセイでした。経済小説の開拓者ということらしいですが、本作はそんなことはなく、人生を振り返った優しい感じの作品でした。
 
 城山三郎の代表作って何なの?(逆に聞くなw

「なぜ日本人は学ばなくなったのか」/斎藤孝

 斎藤孝の「なぜ日本人は学ばなくなったのか」を読了したのでメモ。

 とりあえず著者の言いたいことは「リスペクト」が足りない、ということみたいです。それを言うために手を変え品を変え、まわりくどい事をたくさんいってました。
 リスペクトが足りない、という部分には共感。圧倒的な力を見せ付けられてそれを目指す、というのは自己成長の最も基本的な精神だと思うし、人間の本質とさえ言ってもいい気がします。それが失われ「楽でさえあればよい」というのは、やっぱりよろしくないよなぁ。
 一方で、リスペクトしたいと思える人間が周囲にいない、という現代についても触れてほしいが。

 あとは昔はよかった、読書量も減ってるし、哲学一般の知識も豊富だった、という大人の昔話をしている部分が多かったなぁ。若者に読んでもらえるようにと「です」「ます」口調で書いたとしても、こんな回想シーンが多いと若者はつらいかも。「中学生になったら洋楽を聴いて、大学生になるとジャズを聴く」って何のたとえだよ(汗
 本で提言するだけじゃなくて、社会のシステム全体を変えるぐらいのことをしないと、そう簡単には日本人が学ぶようにはならないよ。

「震度0」/横山秀夫

 クライマーズ・ハイで有名になっている横山秀夫の震度0が本屋で平積みになってたので、図書館で借りてきて読みました。
 が、そんなに警察内部の話に興味があるわけじゃなかったので、ああいう書き方されてもあまり惹かれるものではなかったです。ああいうの好きな人もいるでしょうけど。

「クローズド・ノート」/雫井脩介

 雫井脩介作品をはじめて読んだのですが、まぁこれは映画化もされたから有名ですね。「……別に」のやつです(汗

 とっても優しい話でした。香恵の視点を通じて、読者の誰もが息吹先生の人柄に惚れ込んでしまうことでしょう。僕はそうでした。
 映画版でどのようになっているのか気になるけど、この優しい話をうまく料理して優しい映画になっていることを期待です。

 発売はもっと前だけど、下期お勧め作品の1つとなりそうです。

「ザ・万歩計」/万城目学

 鴨川ホルモーの作者のエッセイ。図書館で万城目さんの本をひたすら予約したら、これが一番初めに届いてしまったので、普通の作品を知らぬまま、エッセイを読むことになってしまいました。

 面白かったです。冒頭のエピソード「風が吹けば桶屋が儲かる」とか、「技術という名の農業の授業」の話とかは、読んでいて興味深かったです。
 もうすぐ鴨川ホルモーも届くはずなので、楽しみです。

 ……って全然この本の感想にはなってないけどいいか。

 この人も京大か!というのは、森見登美彦を思い出してのことなんだけどね。

ピザから学ぶ感覚

 職場の先輩とご飯を食べに行きました。つくばまで!(汗
 ピザのお店で、めっちゃ美味しいピザを食べることが出来ました。ワインとかも飲みながら、楽しい時間を堪能できました。

 で、先輩の運転する車で1時間弱だったんだけど、「これならいつでもいけていいね」って……(汗
 なんか感覚が全然違う! ご飯を食べに1時間も運転していくなんて考えられない! 確かに美味しいけど、美味しいけど……なんてハイソなんだ。
 まぁそれは座席が革張りのシートの車を見せ付けられた時点で気付くべきことだったりするんだけど。

 みんなどこにそんなお金があるんだろう? 確かにいい車とか大きなテレビとか、僕も惹かれるんだけど、いざ買おうとすると思い切りが必要で。

「工学部・水柿助教授の解脱」/森博嗣

 水柿助教授シリーズの最終巻。解説、いや、解脱を読みました。

 とうとう小説化デビューをして、お金持ちになってしまった水柿助教授の苦悩が描かれています。どうやってお金をつかったらいいんだ!という苦悩。俗に嫌味とも言われるやつです。

 まあそういうことになるんだろうな、最後まで読んだけどまあ別に、ねぇ。ただまあお金持ちの小説家のうちの1人ぐらいはこういう生活をしているのかなぁということが分かったぐらいですけど。