a を正の実数とし、
f ( x ) = ax2 – 2 ( a + 3 ) x – 3a + 21
とする。2次関数 y = f ( x ) のグラフの頂点の x 座標を p とおくと
p = サ + シ a
である。
0 ≦ x ≦ 4 における関数 y = f ( x ) の最小値が f ( 4 ) となるような a の値の範囲は
0 < a ≦ ス
である。
また、 0 ≦ x ≦ 4 における y = f ( x ) の最小値が f ( p ) となるような a の値の範囲は
セ ≦ a
である。
したがって、 0 ≦ x ≦ 4 における関数 y = f ( x ) の最小値が 1 であるのは、
a = ソ タ または a = タ + √ ツテ ト
のときである。
解答
サシ
与えられた式を平方完成すると、
なので、頂点の x 座標は、
となる。
スセ
グラフの形を考えます。 a < 0 より、頂点 であるから、 x = 0 はグラフの左半分にあります。
よって、0 ≦ x ≦ 4 における最小値は、その範囲が左半分に収まる場合は f ( 4 ) が最小値、範囲が頂点をこえる場合には頂点が最小値( f ( p ) が最小値)となることが分かります。
ここまでを考えて、最小値が x = 4 のときとなるためには、範囲の右端 x = 4 が 頂点 x = p 以下であればよい。よって、
より、 3 ≧ 3a すなわち、( 0 < ) a ≦ 1 となる。
同様に、最小値が f ( p ) となるためには、 p ≦ 4 であればよく、これは 1 ≦ a のときとなる。
ソタチツテト
0 < a ≦ 1 のとき、最小値は
を解いて、 である。
1 ≦ a のとき、最小値は
を解いて、
( a + 3 )2 + 3a2 – 21a = -a
4a2 -14a +9 = 0
より、
となり、範囲より、となる。
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