kを正の定数として
……①
を満たす x について考える。
(1) の範囲で①を満たす x の個数について考えよう。
①の両辺に sin2 x cos2 x をかけ、2倍角の公式を用いて変形すると
( sin2 2x チ – k ) cos 2x = 0 ……②
を得る。したがって、 k の値に関係なく、 x = π ツ のときはつねに①が成り立つ。
また、 の範囲で 0 < sin2 2x ≦ 1 であるから、 k > テ ト のとき、①を満たす x は π ツ のみである。
一方、 0 < k < テ ト のとき、①を満たす x の個数は ナ 個であり、 k = テ ト のときは ニ 個である。
(2) とし、 の範囲で①を満たす x について考えよう。
②により sin 2x = ヌ ネ であるから
cos 2x = ノハ ヒ
である。したがって、
cos x = √ フ ヘ
である。
解答
チ
問題文にあるように、①の両辺に sin2x cos2x をかけると、
となる。問題文の式の形から、 – k がくくり出せるように変形すると、
となる。ここで、
と、より、
を用いて、
を得る。
ツ
②より、 k の値に関係なく、 cos 2x = 0 のとき、すなわち、
( l は整数)のとき、無条件で①が成り立つ。
いま、 であるから、の範囲の解を求めればよく、それは l = 0 のとき、すなわち のときが求める答えである。
テト
問題文にある通り、 の範囲では であるから、k の値が大きすぎるときには②のカッコ内は 0 にならなくなってしまう。
カッコ内で 0 を作れるようにするためには、でなければならないが、いま、
であるから、のときは、①を満たす解は のみとなる。
ナ
つぎに、 の範囲で、①を満たす解が何個あるか考えよう。
の範囲で、の値が0以上1以下の値を取るのは2か所ある。よって、カッコ内からくる解は2個。そして、この解は ではないので、これとは別に が cos 2x = 0 を満たすので、合計 3 個の解がある。
二
と決まっていれば計算は簡単である。に気をつけて、②は、
となるので、 のときだけ題意を満たす。よって解の個数は 1 個である。
ヌネノハヒフヘ
上のナニは少しややこしいが、それができなくともここを解くことは可能。
のとき、
より、
である。
であるが、に気をつけて、
となる。
最後に、 cos 2x = 2 cos2 x – 1 から得られる
より、ここでもより に気をつけて、
となる。
コメント
チが恐らく2分のsin….になるかと….
あ、ミスですごめんなさいー☝︎