第3問
解答
ア
データ数が40のとき、第2四分位数は(小さい方から数えて) ( 1 + 40 ) ÷ 2 = 20.5番目の数。
同様に第1四分位数は ( 1 + 20.5 ) ÷ 2 = 10.75番目の数、第3四分位数は 30.25番目の数。
下から数えて30番目、31番目の記録はどちらも25m以上30m未満のところに位置するので、?25m以上30m未満が正解。
イウエオ
最小数は5m以上10m未満、最大数は45m以上50m未満であり、これはどの箱ひげ図も満たしている。
よって、第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数が正しい位置にあるかどうかを確認する。
ヒストグラムを確認すると、
- 第1四分位数は(10番目、11番目を見て)、15m以上20m以下
- 第2四分位数は(20番目、21番目を見て)、20m以上25m以下
- 第3四分位数は(30番目、31番目を見て)、25m以上30m以下
である。これと箱ひげ図を比べると、例えば は第3四分位数が30m以上35m未満にあるから矛盾。
このような矛盾があるものは、
、、、である。
カキ
は、全員の記録が下がったにも関わらず、第1四分位数が従来より高い位置にきているので矛盾。
は矛盾はない(全員の記録が下がっても、たとえば伸び幅が非常に小さければ、四分位数のレンジが変わらないことはありえる。レンジの下の方にあるのも、もともともっと低いところにあった可能性があるだけで、問題はない)。
は、上位1/3の生徒の記録がさらに伸びたにもかかわらず、最大値が下がっていることから矛盾。
は、この条件のもとでは、最大値の増加、最小値の低下、第3四分位数の増加、第1四分位数の低下はすべて起こりうるよて矛盾はない。
以上より、矛盾があるのは、、である。
ク
相関関数は公式より、
となるから、 0.95 が正解。
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