2014年 センター数学IA 講評

第1問[1] 数と式、因数分解:易

 ルートを含む分数の計算だが、計算自体はそれほど難しくない。最後の設問は見慣れないが、 b を消せば良いと理解できればすぐ対応できる。目標 5 分。

第1問[2] 命題と論理:易

 要素はたったの10個なので、ゆっくり計算すれば完答できる。ただ、一つ一つ着実に調べるのには時間がかかり、少し焦ってしまうかもしれない。後半の問題を見て多少時間を掛けても良いと思えば安心して取り組める。10分かけても完答したい。

第2問 2次関数:標準

 前半は基本問題が並ぶ。最大最小や、解の配置問題が出ているが、どちらも現在のセンターでは頻出なのでできるようにしておいてもらいたい。計算量も少なく迷うところはない。目標10分。

第3問 三角比と平面幾何:標準

 計算量も多くなく、基本的な性質のみで解くことができる。最後の問題も「角度に注目すると」というヒントがあるので、それほど難易度は高くない。15分で解き切れる。

第4問 場合の数と確率:標準

 よくある最短経路系の問題。6方向あるためややルールが複雑には感じるが、誘導は丁寧なので迷うところはあまりない。スの設問がやや難しいが落ち着いて考えれば2回以外がありえないことがわかり、最後も合計するだけなので難しくない。10分で解いて残りは見直しの時間に。

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