「MAZE」/恩田陸

 今回もよく分からない……推理小説でもなく、サスペンスでもなく? 恩田ワールドは難しいわ~。

 誰も出てこられない建物。不可思議で、恐怖のみが存在するような設定が先攻するんだけど、それが明かされることはない。主人公の1人はその謎に立ち向かってはいるんだけど、最終的に得られた結果を聞いたらそれはあんまりだと思ってしまった。

 僕が理系人間だからか、こういう謎にははっきりとした答えを用意してもらいたいと思ってしまうんだけど、そういうわけではなく謎は謎のままで、不思議は不思議なほうがいい、みたいなことなのかなぁ?

 一応これはシリーズ物なので、次のクレオパトラも読んでみるつもりですけど~。

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