「毒笑小説」/東野圭吾

 ひさびさに東野圭吾の本を読んだ。今回読んだのは「毒笑小説」という短編集です。

 いろんな雰囲気の短編があって、自分にあった“東野圭吾”を見つけるのにちょうどいいのかなぁ、と思います。僕が気に入ったのは、

  • 「誘拐天国」 なんか富豪刑事みたいなテンション。オチが切ない(笑)。
  • 「つぐない」 なかなか泣ける。東野圭吾の雰囲気がよく出てる。
  • 「ホームアローンじいさん」 もうありえない。けど笑える。完全なるジョーク。
とかかな。

 巻末の対談にも出てくる筒井康隆氏は「富豪刑事」も書いている、毒舌・ユーモア小説で有名な作家さん。最近では「時をかける少女」とか「日本以外全部沈没」でも知られてますね。
 ……というわけで、次は筒井康隆にズームイン!

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