「武士道セブンティーン」/誉田哲也

 この前読んだ「武士道シックスティーン」の続編。前作の衝撃ほどはないけれど、2人の成長が楽しめる一冊。2作目ともなれば話のテンポにも慣れているので、とても読みやすかったです。
 
 離れ離れになった早苗と香織は、それぞれに成長していく。初めて1人で厳しい世界に放り込まれた早苗と、逆に早苗がいない剣道部をひっぱっていく香織。高校時代はこうやって次々と新しい世界が現れて、人を強くしていくんだということを改めて噛み締めてしまう。青春の輝きがきらめいている作品。
 まだ続くみたいなので、エイティーンで2人がどのように高校生を卒業するのか、楽しみです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください