「ナイチンゲールの沈黙」/海堂尊

 それほど面白かったとはいえないかもしれない。「チーム・バチスタ」ほどのインパクトはなかったせいかもしれない。ただ、こんな作品も書くのかという発見があってよかったかもね。
 歌で映像が、とかいうちょっとあり得そうにもない設定もマイナス要素? ファンタジーとして読めば悪くないけど、ちょっと現実味はあまり。
 
 それに、バチスタで最も特徴的といえた田口先生のキャラクターも、今回よく生かされていたかというと、そうでもなかったような気がするしね。

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