長嶋監督。

 これほどに日本国民全員が気に懸けるような人物も少ない。知名度もさることながら、好感度もダントツ、人気もダントツなのでは、と思う。
 ワイドショーだけでなくニュースまでもがここまでビッグニュースとして取り上げるのだから、さすがである。

 脳梗塞。確かに健康に気を付けていた長嶋監督にも、ストレスが相手ではしょうがない。ストレスといっても嫌々なストレスというよりは、アテネに向けてのプレッシャーらしい。

 長嶋監督の出演するCMも、安心だったり健康だったりを売りにするものが多い。そんな長嶋監督は、いつのまにか日本の大黒柱になっていたのだ。

 いかにアテネオリンピックが重大か、ということである。日本の野球の低迷、そして野球という種目の存続問題、プロで統一したドリームチーム。そして国民の期待。
 どれも相当なプレッシャーになるものなんだと。

 野球には常日頃から興味のない私ですが、今回ばかりはさすがにずしんときた。野球どうこうはともかく、長嶋監督の偉大さが改めて分かった。

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