自己流財テク論(2016年4月まとめ)~LINE PAYカードについて

不定期連載の自己流財テク論。

LINE PAYがLINE PAYカードを発行し、全国のJCBの使える店で使用可能になるということで、
クレジットカードポイント業界はまた動き出しました。
今回はこのLINE PAYカードがどれぐらい使えるか簡単に計算してみました。

ここまでの流れを大まかに言うと、
還元率2%、年会費2,000円のリクルートカードプラスが廃止になり、
現時点で年会費無料だと1.5%ぐらいが還元率最大のクレジット業界。

また、場所は限られますが以前にレポートしたとおり、
VIEWカードを利用したSuicaチャージは、最大1.8~1.9%程度の還元率になり、
しかも端数を考える必要が無いので、普通にクレジットカードで切るよりお得です。

では本題。LINE PAYカードはどれぐらいお得か。
2%だから明らかにSuicaチャージよりお得と思うかもしれませんが、
ポイントの端数切り捨てをきちんと考えなければなりません。
LINE PAYカードの使用時は、確かに100円で2ポイントと思えば2%ですが、
199円でも2ポイントしか付きません。このときの還元率はほぼ1%です。
しかし、この端数問題はある一定以上の金額になると無視できるようになります。

それをグラフにしたものが以下のとおり。
横軸が支払金額、縦軸がポイント還元高で、Suica支払いの還元率は1.9%として作成しました。
(実際は1.8%ぐらいで計算したほうが現実的だったかも。)

linepay

これを見ると、支払金額が安いと、端数が出る場合はSuicaの方がお得です。
しかし、2,000円ぐらいの支払いを超えてくると、LINE PAYのほうがお得になります。
(Suicaを1.8%還元と考えれば、もっと安い金額でもLINE PAYカードのほうがお得です。)

毎回の支払いでいちいちSuicaの還元ポイントを計算するのも大変なので、
コンビニ等低額の支払いには(端数がない場合を除いて)Suicaを、
2,000円を超えるぐらいの金額のときはLINE PAYカードを使う、というような形で使い分けると、
ポイント還元を最大限に享受できるのではないでしょうか。

といいながらまだLINE PAYカードを作っていない私。
ちょっとまだLINE PAYって不安だよね。笑。

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