「ナミヤ雑貨店の奇蹟」/東野圭吾

東野圭吾ってこんな作品書くっけ?というような作品。
ファンタジーの世界すら感じさせる作品で、珍しく殺人も犯人探しもない。

三人の間抜けな泥棒が忍び混んだのはある雑貨店。
そこへ不思議なお悩み相談が届き、ぶっきらぼうな答えを返すとすぐにその返事が届く。
徐々にそこは時空が歪んだ世界だと気づき、過去の相談に乗っていることがわかってくる。

はじめの方は短編集かと思いきや、少しずつ絡み始めるエピソードたち。
お悩み相談がつなぐ人たちの過去と現在。

思いがけず面白い作品でした。

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