「下町ロケット」/池井戸潤

下町の町工場がロケットを作る?と言う話。
大きく分けると、前半は特許が大事という話、
中盤は特許販売のスタイルを取るか、あくまで工場として部品製作に力を注ぐか、という選択、
後半は会社が一致団結していく様子が描かれている。

そもそも日本の最先端テクノロジーには、
いつも下町の工場の“てだれ”と呼ばれる熟練工の職人技の力が活きていることが多いです。
テレビ番組でもよく取り上げられますよね。

また、特許の重要性についても、かなり薄っぺらいですが書いてあります。
この辺は、特許を実際に書いたことがある人からすると、
かなり薄っぺらい説明でしたが、特許の世界は奥が深いです。
そしてこのように特許で巨額なお金や、事業自体が頓挫することもあるので、
特許業務と言うのはテクノロジーの世界では必要不可欠な業務となっていますね。

総じて非常におもしろい作品だったと思います。

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