数学IAを振り返る

普段はこっちでは感想あまり書かないんですが、今回は数学IAが恐ろしい難化だったので、ちょっとこっちにも書こうかと思います。

数学IIBも難化だったようですが、IIBは普通の数学的な難しさで、こちらは理系の人ならある程度対応できたのかと思います。

難しかったのはIAの方です。

まずとにかく厳しかったのは整数問題。
これは思考というより、計算の大変さと、その前の設問をなぞることの勇気。
時間があればいろいろ試して完答可能な問題だが、
時間がないので、試行錯誤する時間がとれないのが恐ろしい。

これ以外は、時間さえあればそこまで難しくないのだが、
データ分析の問題は散布図の点を読む謎出題だし、
場合の数は問題文が長い上に、「その回で試行が終わる」と「終わらない」が入り乱れるので解く側は混乱しそう。しかも知ってる人は得な問題だし。

2次関数もなかなかの名問で、2つのグラフが動く様子を思い浮かべる必要があり、基本的な問題だけを練習していた人には厳しい。

平均的にちょっと難しい、ぐらいの問題が多いんだけど、これを70分でフルコンボでってなると、難しさが異様に上がります。

受験生のみなさん、お疲れさまでした。

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